
口腔外科専門医が常勤しており、
精密外科治療が受けられます。

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親知らずの抜歯 |
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口腔粘膜疾患の診察 |
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精密外科治療(歯根端切除術、意図的再植術) |
常勤勤務医
安全に治療するため、歯科用CTを使った外科処置(抜歯など)を行っています。 |
~口腔外科専門医とは~ 口腔外科専門医とは日本口腔外科学会の厳正な審査、専門医試験に合格した歯科医師です。 専門医は口腔外科治療に関して充分な学識と豊富な治療経験を持ち、常に学識・経験の向上をめざしています。 下記の条件を満たした歯科医師が専門医となれます。
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【口腔外科専門医・副院長】坂本
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略歴 | 九州大学 卒業 |
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宮崎大学口腔外科 11年在籍 | |
長崎市歯科医院勤務 | |
2020年12月より常勤として ほんだ歯科勤務 |

難治性根管治療・根尖病巣の外科的解決法の5年生存率・治癒率は一般的に50~90%程度と言われています。
歯根の残せる長さ/残存歯質の多さなどに正比例し、(90%へ)
喫煙/糖尿病/骨粗鬆症薬・ステロイドの服用期間/ひび割れ・不正咬合・咬合性外傷の程度/根尖病巣・ロ腔内・上顎洞との接触面積の大きさ/歯根の湾曲度に反比例します。(50%へ)
術式:CT/マイクロスコープ/拡大鏡下で行う精密外科処置前歯は歯根端切除術、臼歯は意図的再植術を行うことが多い。 |
歯根端切除術 歯肉の切開後、根尖病巣の掻爬と汚染された歯根端を切除し、止血後スーパーボンド(もしくはMTAセメント)で逆根充、縫合。 |
意図的再植 ジグリングで時間をかけて一時的に抜歯。歯根膜の保存が多いほど予後が良いので、短時間で歯を戻すことと、処置中は歯根膜を乾燥させないように常に滅菌生理食塩水下で行う。口腔外科専門医が根尖病巣の掻爬を行うと同時に、別の先生が口腔外で抜歯した歯の汚染された歯根端を切除しスーパーボンド(もしくはMTAセメント)で逆根充。その後抜歯窩に戻し縫合保定。(スーパーボンドで固定することもある。)歯根安定を確認し3~6カ月は仮歯で経過観察。その後経過が良ければ最終補綴。(複数DRの連携が重要) |
- 術中、どれだけ丁寧に抜歯しても、歯根湾曲/ひび割れのある歯/歯質の薄い歯は割れる。
- ひび割れ、汚染部・根尖病巣・軟組織との交通の大きい歯で、歯根が短くなる歯の予後は悪い。
- 術中、上記状態が確認できた場合はそのまま抜歯になることもある(1.術中抜歯のリスク)
- 術後、歯と骨がくっつかず抜け落ちることもある。(2.術後脱落、抜歯のリスク)
- 術後、歯根膜が壊死すると骨と癒着することがある。(3.術後アンキローシス、抜歯のリスク)
- 術後、根尖病巣再発・急性化リスクあります。(4.術後再発抜歯、急性歯性上顎洞炎のリスク)
- 術後の1~3カ月に一回の定期チェックとクリーニングをお勧めします。
- 不正咬合・外傷性咬合・ひび割れの患者さんは夜間のナイトガードをお勧めします。
- 歯根端切除術で他医院の補綴をそのまま利用した場合は、術中、術後抜歯になったとしても補綴物の保証は出来ません。
- 特に状況の悪い歯は、術後今の修復物を利用するか(意図的再植術では出来ないケースが多い)、保険適用内の修復物を基本的にはお勧めします。
- 直ぐに抜歯してプリッジ・インプラント・義歯になるのは嫌だけど「5年ぐらい先送りできる可能性が50%程度あれば」という患者さんにはトライしてみる価値のある治療法です。
- 本術式の適用が難しい、または通常の精密根管治療をまず行う症例があります。
- 本術式は通常の根管治療で予後不良と診断した歯(抜歯診断など)に行なう治療です。
- 当院では、患者さんの経済的負担が少なくなるように、口腔外科専門によるCT/マイクロスコープ/拡大鏡を駆使した精密外科治療(精密根管治療)を保険適用で行っております。